呼吸困難

病気は多いですが、前向きに生きていきます。目下の課題は重症喘息のコントロールです。

恐れていたステロイドの副作用

喘息の重積発作で、しこたまステロイドを使った。
9月27日から11月22日まで、約2か月。
苦しいから使わざるを得なかった。


ステロイドの副作用


1. 易感染性


2.  骨粗鬆症


3. 糖尿病(ステロイド糖尿病)


4. 消化性潰瘍(ステロイド潰瘍)


5. 血栓症


6. 精神症状(ステロイド精神病)


7. 満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満


8. 動脈硬化、高脂血症


9. 高血圧症、むくみ


10. 白内障(ステロイド白内障)


11. 緑内障(ステロイド緑内障)


12. 副腎不全(ステロイド離脱症候群)


13. ステロイド痤瘡(ざそう)
にきび」ができやすくなる。


14. 大腿骨頭壊死(無菌性骨壊死)


…………………
1〜4は知っている。ただ知ってはいても、1、2は怖い。後述する。


5〜11は、既に症状が出て対応済み。緑内障で失明しかけたが、手術で回復。その後白内障になり、レーザー治療した。


13はどうでもいい。
14も知っていた。


さて。
注目したいのは、1、2、12、14。


順不同で説明する。


【14. 大腿骨頭壊死(無菌性骨壊死)】


大量投与でごく稀に起こる。多くの場合、ステロイド薬投与後、数ヶ月以内に、股関節の痛みで発症とのこと。
これは時々スクリーニングしており、覚悟もできている。まあ、人工股関節だと思う。
一時両足の股関節が痛かった。(今も痛いかもしれないが、ほぼ歩いていないのでわからない)
去年大腿骨のCTは撮った。もう一度主治医に頼むか?


【2. 骨粗鬆症】


骨がもろくなり(骨密度が減少し)、圧迫骨折や大腿骨頸部骨折などが起こりやすくなる。
呼吸器科の医師によれば、背骨は大丈夫とのこと。しかし6月15日、靴箱の奥に手を伸ばして肋骨骨折した。その時までは、プレドニゾロン1日2mgしか飲んでいない。だが、14年間増減を繰り返した。自己免疫性肝炎を悪化させないためだ。


今回の喘息の重積発作で、ステロイドの点滴をたっぷりした。減らしようがなかった。命の問題があるからだ。最初の病院の退院後も、苦しくなれば、プレドニンを飲んだ。
2か月ステロイドをガンガン使った。


実は骨粗鬆症は、気をつければなんとかなると思っていた。いや、実際そうなのだが、圧迫骨折と大腿骨骨折が特に起こりやすいことは知らなかった。
圧迫骨折は、まあ、胸椎、腰椎だろう。防ごうにも突然なるからどうしようもない。
問題は「大腿骨骨折」転んだら詰む。
入院期間が平均ほぼ4週間。今回と同じだ。
いずれもトイレや入浴は介助が必要だろうか。軽介助で、なんとか立ち上がれれば車椅子でも良いが…。


とにかく、骨粗鬆症の薬を早く出してもらおう。
牛乳はそのまま飲むのは好きじゃない。バナナと一緒にミキサーにかけて、バナナセーキにして毎朝飲もう。魚のししゃもを骨からバリバリ食べる。
あとは「転倒しない」こちら北海道。路面はツルッツル。11〜3月まで雪が振るので、冬季は受診以外の外出は控える。
ただ、お正月のご馳走を買いに行きたい。夫に付き添ってもらう。


【1. 易感染性】


知ってはいたし、プレドニンの内服と吸入、関節リウマチの薬と注射を既にしている。
風邪はしょっちゅう引いて、葛根湯と滋養で凌いできた。
外出はあまりしていない。もともとうつ病なので、ほぼ家に引きこもっている。
だが。夫と娘は仕事へ行く。
実は10月、夫がコロナになった。ベッドが隣で、ゲホゲホ咳をかけられた。
次に娘が感染した。入院は11月16日。罹患して症状が悪化することを覚悟したのだが…何故か私だけかからなかった。あまりにも信じられないので、自宅で2回、キットで測り陰性。それでも信用できなくて、コロナチェックができるクリニックに受診して測定したが、本当に陰性だった。


心情は11月21日のブログ「生きる夢」に書いた。そちらを参照してほしい。


【12. 副腎不全(ステロイド離脱症候群)】


ステロイドホルモンはPSL換算で2.5~5mg程度が副腎皮質から生理的に分泌される。それ以上の量のPSLを長期に内服した場合、副腎皮質からのステロイドホルモンが分泌されなくなる。そのため、急に薬を飲まなくなると、体の中のステロイドホルモンが不足し、倦怠感、吐き気、頭痛、血圧低下などの症状が見られることがある(ステロイド離脱症候群)。自己判断で急に内服を中止しないように注意が必要。


これは知らなかったし、血液検査の結果、ステロイドホルモンの分泌量が減っていると思わなかった。いまだに軽く考えているのだが、医師は「このまま退院すると、体調が悪くなりまた入院になる」と言う。そんなに動けなくなるほど怠いのかな。
PSLとはプレドニンだ。まあ、プレドニゾロンとプレドニンがあるが、プレドニゾロンは1mgから処方が可能。プレドニンは1錠5mg。同じと思ってくれて良い。
何せそのような病気に罹っている人を見たことが無いので、重さの程度がわからない。



以上、プレドニンの副作用についてまとめた。
日常生活動作が制限されるのは困る。
免疫抑制剤を使い、加えてこの度「抗体治療」が加わった。これも免疫機能を落とす。
私は喘息持ちだから、感染したら、また呼吸困難になるし、命の保障がない。


今一番憂いでいるのは「感染」と「骨折」である。
これではA型就労も無理だ。
当面この2つを気をつけよう。

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