呼吸困難

病気は多いですが、前向きに生きていきます。目下の課題は重症喘息のコントロールです。

再びステロイド離脱症候群について考える

12月4日、プレドニンを医師の指示通り中止した。
すると5日には、まるで熱が40度でも出たかのような、体のやり場がない倦怠感が襲った。
入院中からコルチゾールの低下は指摘されており、「ステロイド離脱症候群」だろうと言われていた。


ところが耐えられない怠さだったので、プレドニンを5mg追加で飲んだ。すると数時間後には身体が楽になった。


12月3日以降の内服の指示が出ていない。
ここ2ヶ月喘息の重積発作を起こしてから、ステロイドの点滴を大量にして、その後喘息発作時にはプレドニン15mgを飲んでいた。
毎晩発作を起こすので、毎日15mg飲んでいた。


11月22日、喘息の抗体治療を行なった。
これが一発で効果があった。
普通は何種類か試して相性をみるらしいが、咳も喘鳴も消失した。


となると、プレドニンを即座に減薬しなければいけない。
前ブログに書いた、プレドニンの副作用を再び記載する。


……………………………………


ステロイドの副作用


1. 易感染性


2. 骨粗鬆症


3. 糖尿病(ステロイド糖尿病)


4. 消化性潰瘍(ステロイド潰瘍)


5. 血栓症


6. 精神症状(ステロイド精神病)


7. 満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満


8. 動脈硬化、高脂血症


9. 高血圧症、むくみ


10. 白内障(ステロイド白内障)


11. 緑内障(ステロイド緑内障)


12. 副腎不全(ステロイド離脱症候群)


13. ステロイド痤瘡(ざそう)
にきび」ができやすくなる。


14. 大腿骨頭壊死(無菌性骨壊死)


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これらのうち、1〜3、6、8、9〜11、はかかっており、対処済み。
と言うのも私は自己免疫性肝炎で、14年間プレドニンを増減して、喘息になるまでは1日2mg毎日飲んでいて、これを毎日欠かさず続けている。
今回のブログの表現では、この2mgを抜かして考えていく。


この2mgの他に、プレドニンを発作時15mg飲んだ。毎日発作を起こすから、毎日飲んでいた。


一応プレドニンの効果について、調べたので記載する。


・抗炎症作用


・抗アレルギー作用


・免疫抑制作用


・糖質、タンパク質、脂質代謝作用


・水や電解質の代謝作用



気管支喘息は、気道が常時炎症を起こし、腫れている状態。
そして副交感神経優位になる夜間の睡眠時に発作が起きやすい。
私が咳が止まらなくなるのは、深夜か早朝、労作時数十分してからである。
1分間に40回を超える息切れは、労作時に起こる。


じゃあ、プレドニンを内服したらすぐ聞くかと言うと、「どのくらいで効果が出るかは個人差がある」としか書いていない。
軽い発作だと、プレドニンを飲んで、1〜2時間で楽になった気がする。待っている間もあまり苦なく待てるからだろうか。


ただ、11月18日、入院中に発作を起こし、プレドニン15mgを飲んだ後、吸入などしたが、空気が肺に入っていく感じがせず、パニックになった。
何度ナースコールを押しても「様子を見ましょう」と言われた。
その時は16時半にプレドニンを飲んで、楽だと感じたのは21時だったから、4時間半経っている。しかしこの間ブデホル吸入、メプチン吸入をしている。酸素飽和度(サーチ)は89%まで下がった。後に看護師に怒ってしまった。なぜ酸素をしてくれなかったのかと。
詳細は11月19日のブログ「感情が爆発」に書いた。


ブログを辿ると12月2日には、倦怠感が増強している。
12月3日は最後にプレドニンを飲む日で5mg飲んだ。しかし一日中だるく、夜にプレドニン5mgを追加した。


倦怠感が続き、5日に病院に電話し、6日に受診枠を入れてくれた。
この時「入院の準備をしてきてください」と言われた。


12月6日受診。血液検査、尿検査、肺のレントゲンを撮った。
待ち時間、座っているのが苦痛で、前屈みで上半身を倒して待っていた。
よほど処置室で寝かせてもらおうかと思った。
ちなみに朝プレドニン5mgを飲んでいる。
血液検査の結果、危惧していたアジソン病所見は見られなかった。
この時、プレドニンの内服について、聞くべきだったが、だるいのと、アジソン病じゃないことを確認したらホッとして、聞き忘れた。


12月7日、だるい。プレドニン5mgを飲む予定にしたが、こんなことをしていたら、いつまでもプレドニンに頼ってしまうので、5mgと2.5mgを1日おき交互に飲もうと思うとブログに書いた。
しかしコメントくださった方が「服用計画を病院に伝えては?」のアドバイスで、病院に電話。看護師が呼吸器科の医師に確認して18日の受診まで2.5mgを毎日飲むことになった。
だが昨日はだるくて起き上がれず、食事は冷蔵庫を開けて目に入ったものを食べるということをしていた。


実は入院前も、夫が「なんでも良いから食べてほしい」と言い、コンビニスイーツやコンビニ弁当(麺類が多い)を朝昼食べていた。
何もなければ「ご飯に塩辛」という日もあった。
これは夏からずっとで、酷暑の今年は「りんごとカルピス」ばかり飲食していた。
この時は喘息のことなど考えもつかなかったが、寝たり起きたりしながら、なんとか家族の夕飯の支度はしていた。
でも私は家族のために作ったおかずを食べなかった。
肉やカレーの匂いにウッときた。
それで、その時口にできるものを、なんでもいいから食べる〜という食事スタイルが定着した。


コメントでアドバイスくださった方が「宅配のおかず」を紹介してくれた。
この時は頭がぼーっとしていて、思考能力が低下していたが、とりあえずネットで
「ワタミ」にして、冷凍のおかず10品送料込み5千円を頼んだ。
冷蔵の方が美味しそうだが、毎日玄関に出るのが苦痛なので、冷凍を選んだ。
最短で13日に届く。


今朝。倦怠感は昨日よりずいぶん楽になった。楽にはなったがベッドから起き上がる気力はない。
今朝は野菜サンドイッチを食べた。今間食でポリコーンを食べた。


食事が大切なことは十分わかっている。
夫は昨夜野菜炒めをほっともっとで買ってきてくれた。
りんごも皮を剥いてくれたので食べた。


とにかく今は食事の支度は無理だ。
宅配はありがたい。
冷凍なら、いざという時夫も娘も食べられる。


喘息発作を起こす前は、寝たり起きたりしながらも、夕食だけは作っていた。
今はもう無理だ。
医師からも「家事を丸投げして安静に」と言われた。
コロナのクラスターがなければ入院できた。


当面の目標は、プレドニン2.5mg毎日内服で、身体が元に戻ってくれること。
18日の受診では、コルチゾールとACTHの検査もしてもらおう。
気は焦るが月単位での体調の復活を願うしかない。


ちなみに、喘息症状はない。
発作前のテオフィリンとステロイド吸入は続けている。
プレドニンを飲んでいるのも関係しているのか?

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