呼吸困難

病気は多いですが、前向きに生きていきます。目下の課題は重症喘息のコントロールです。

作品覚え書き(1)

今読んでいる本「物語の作り方入門 7つのレッスン」での課題で、好きな本、漫画、ドラマ、映画を100個リストアップした。
先ほど本の続きを読んで、次の課題が出てきた。


① その作品は「主人公が◯◯する話」のように一言で言うとどうなるか?
② ①の文章に、「いつ」「どこで」「誰と」「何を」「どのように」という項目を補うとどうなるか?
③ その作品のどんなところが好きか?


100個以上書かなくてよかった💦
本の中にはハウトゥーものが入っているので、その順番が来たら、別の物語に変更する。


ということで、誰にも見せない自分だけのノートなりワープロなりに打ち込むと、挫折するので、このブログを使う。
あまり欲張らないで、最初は3つずつ書いていこうと思う。


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1、ペリーヌ物語
① 主人公のペリーヌという13歳の少女が、病気の母親と共に亡くなった父の父(祖父)の元へ向かう話、


② 19世紀末のヨーロッパ、ボスニアからフランスのマロクールまで、病気の母と共に、ロバのパリカールに馬車をひかせて、過酷な旅をする。旅の途中、母親の病状が悪化し、写真撮影の仕事だけでは医療費が賄えず、馬車、パリカールを手放すが、母親は死んでしまう。そこからペリーヌは一人で祖父の元へ旅をする。


③ 無事祖父の元へ着いたが、いきなり孫であることを告げると拒否される恐れがあるので、祖父の経営する工場で働き始めた。最初は荷車押しの仕事で慣れないため、苦労した。
工員の女子部屋を借りる予定だったが、部屋に何人も住み、悪臭が漂う不潔な場所のため、住まなかった。工場近くの小川のほとりに小屋があったので、そこを自分で掃除して、住み始めた。靴が壊れたら葦で靴を作った。食事は野草やスカンポ、魚を釣って、空き缶を利用して、美味しく食べた。最低賃金でも工夫して生活を豊かにした。
 ある日英語を話せる通訳が出張のため、英語圏から来た社員と話が通じず祖父は苛立っていた。そこへペリーヌが「私で良ければ」と申し出て、通訳をし、商談がまとまる。
祖父は孫とは知らないペリーヌを気に入り、秘書にする。側近や甥がやっかみ乱暴するため、祖父はペリーヌを自分の屋敷に住まわせる。
 祖父はペリーヌの父である息子を探していたが、死を知ってショックを受ける。しかし孫の存在を知り、弁護士に捜索を依頼する。結果ペリーヌが孫だと知り、抱き合って泣く。祖父は目が不自由だったが、ペリーヌの顔見たさに手術を決意。目が見えるようになり、ペリーヌと幸せに暮らす。


2、1980 アイコ16歳
① 高校一年生のアイコが学校、家庭などの日常生活を送りながらその時起きた人間関係の悩みや、感情の起伏を綴った話。


② 1980年、名古屋が舞台。弓道部に所属しており、合宿で折の合わないチームメイトとの葛藤、部活が終わった後の友達との交友、授業、母との関係が描かれている。


③ 「どんなに寒くても冬が好きだ」というアイコのセリフから始まる。私も同意。16歳の多感な時期に、うまくいかないことがあると辛くなったり、不二家のいちごショートケーキが好きだと友達と話す。
物語の後半、アイコは辛い気持ちになり(この辺はうろ覚え)リストカットする。血が出た瞬間、母親の元へ行き、手当をしてもらう。なぜリストカットしたのか、手当中のアイコの感情は覚えていない。
 最後の締めくくりは、自転車に乗り、年賀状を出しに行く(だったはず)そして「どんなに寒くても冬が好き」という言葉で締め括ったと記憶。
 この本は父が(本は全部父が買うが)「これ読んでみろ」と私にくれた。当時私は中学生だった。父は毎週、週刊文春と週刊新潮を読んでいたので、そこから情報を得て、本屋で探して買ってきてくれたのだろう。実に43年前のことなのに、当時の記憶が蘇る。


3、小公女セーラ
① 実業家で裕福な父と二人暮らしだったセーラが、ロンドンの女学院に入学する。教師や友達に囲まれて、幸せな学校生活を送っていたが、途中で父が死ぬ。父は相棒と共同してダイヤモンド発掘の事業をしていたが、相棒は行方不明になる。セーラは学校の小間使いになり、チヤホヤしていた教師から辛くあたられる。最後は相棒が学校の近所に住んでいて、セーラは引き取られ、再びお嬢様に戻る。


② 19世紀後期、インドの富豪である父と、セーラは何不自由ない生活をしていた。父の故郷のロンドンの寄宿学校に入学し優遇されるが、父が死んでから酷い扱いを受ける。


③ セーラの父の死去後、学校の小間使いになったセーラは、いつもお腹を空かせていた。
セーラの屋根裏部屋からは、窓越しにインド人と親しくなる。
 ある夜仕事を終えて部屋に戻ると、テーブルが置かれてご馳走が並んでいた。同じ小間使いのベッキーを呼んで、2人でご馳走を食べる。貧相な生活と部屋に突然豪華な食事があってベッキーと食べる様子を想像して、自分も辛い思いをしたら、将来は幸せになると思っていた。


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これは…とてつもなく大変な作業だ。
3作品書くのに1時間半かかった。
到底記憶だけでは情報が足りず、ネットで検索して思い出しながら書いた。
これでプロットの書き方が身につけば良いが、あと97作品。道のりは遠い。

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