呼吸困難

病気は多いですが、前向きに生きていきます。目下の課題は重症喘息のコントロールです。

入院中のステロイド治療

9月27日、学校のトイレ掃除中に激しい息切れと発汗でしゃがみ込み、立てなくなった。
どんなに休んでも治らないので、指導者に付き添われてバス内で待機。
事業所に戻り、1時間休んだが息切れはおさまらなかった。
それで自分で車を運転して帰宅。
これは後から夫と娘に怒られた。
車など置いて、タクシーで帰ってこいと。
確かに運転中に気を失ったら事故を起こすところだった。


この日は水曜日。月曜日に「胸の重苦しさ」を感じ、近所のクリニックで心電図をとった。
結果は脈が早いだけで異常なし。


脈はもう何年も前から安静時でも110〜120あった。
本来の正常値は60〜90。
私の考えはこうだ。


血液は酸素を身体中に運ぶ→ずっと呼吸状態が悪く酸素が不足→体に血液を供給するためには心臓のポンプをたくさん動かさなければいけない→頻脈


たぶんこれで間違いない。


全部「今にして思えば」である。
苦しいとか痛いとかでなければ、つい無視してしまう。
私は朝晩、熱と血圧を測り、チェック用紙につけている。
実は熱もずっと37.2〜37.4度だった。
平熱が高いからだと思っていたし、病院の前に置かれている検温機に引っかかったことはない。
あの機械、正しいのか疑問である。
で、脈拍も血圧測定時出るわけだが、毎度110台なので、
「太っているからこんなもの」
と解釈していた。


で、とうとう体は限界に達した。
救急車で運ばれる前の週、私はプラスチックゴミをエレベーターで出しに行った。
いつもは夫か娘が出勤時持って行ってくれる。
だが、早起きしたので気が向いた。


我が家のマンションは「スキップエレベーター」だ。つまり1、4、7。10階しか停まらない。
実はこの機能は不便な様で、案外便利だ。
私は11階に住んでいるが、いちいち各階で停車されたらイライラする。
階段を一つ登り降りすれば良いことだ。


で、ゴミを捨てて家の中に入った。
息切れがおさまらない。
ハア、ハア、ハア、ではなく、ハアハアハアである。
肩は大きく上下に動く。
この時サーチ(酸素飽和度)を測れば良かった。
息切れは3時間続いた。


翌週水曜日つまり9月27日、トイレ掃除20分で5時間息切れが続き、サーチ86%で夫と娘に電話。以後記憶が曖昧。
気づいたら翌朝で、身体中管だらけ。
医師に「中等度〜重度の呼吸困難です」と言われた。


ステロイドの点滴治療開始


既に治療は始まっていた。
何某かの輸液と、ソルメドロールが1日2回。
輸液は24時間だったが、3日目から食欲が出たのでソルメドロールだけになった。
看護師に聞くと、一回2バイアル使用とのこと。
1バイアル何mg入っているか、聞けば良かった。
下記がステロイドの種類。


参考:佐野内科ハートクリニックより


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寺沢秀一 (著)『研修医当直御法度 百例帖 第2版』(三輪書店)より転載


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まさに上記の様な状態である。
酸素マスク5ℓでサーチ82%まで下がったらしいので、後一歩で「挿管」だった。
挿管とは、意識を落として気管にチューブを入れ、人工呼吸器に繋げたり、自発呼吸があればそのままにする。
だが幸い最初に運ばれた循環器病院で適切な処置と心臓を診てくれたおかげで、挿管には至らなかった。


ちなみに自宅で苦しんでいる間、何度サルタノール吸入したかわからない。



引用: QLIFE


サルタノールはまったく効果がなかった。
こっちは苦しいので藁にもすがる思いでサルタノールを使う。
指示通りの使い方で効果がなければ、病院受診である。


ソルメドロールとプレドニンは中時間作用型


ステロイド系薬剤は、効果が持続する時間の長さによって短時間型(8〜12時間)、中間型(12〜36時間)、長時間型(36〜54時間)の3種類に分類されています。


退院時処方してもらった発作時のプレドニン




プレドニンの中断について


プレドニンは自己判断で中止することなく、処方せん通りに内服してください。中〜長期連用後、急に内服を中止すると、頭痛、食欲不振、発熱、脱力感、ショック等の離脱症状があらわれる危険性があります。


参考:巣鴨千石皮ふ科


引用:東京女子医科大学病院 腎臓内科


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以上が「プレドニンとステロイド」の説明である。
自分で書いていないから時間がかからないだろうと思われるかもしれないが、前回のと合わせると10時間ブログを作成した。
わかりやすい資料を探すのも至難の業だ。


リウマチ科受診は13日。
どういう状況になるかである。

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