呼吸困難

病気は多いですが、前向きに生きていきます。目下の課題は重症喘息のコントロールです。

入院3日目〜叔父の死

入院して2日目には、おしっこの管とモニター心電図が外された。
歩行はまだダメで、トイレは車椅子介助となった。
家族に不足物品を持ってきてもらうが、面会は予約制で、週に一回30分まで。
なので荷物だけ受け取った。
iPadを使って良いとのことだったので、かなり助かる。


入院から3日目、父の兄が亡くなった(父は既に他界)
夫にLINEを入れると「花、花」と焦っている。
ちょっと待ってと電話で言い、サービス付き高齢者向け住宅に入居している母に電話。
これこれこのようにするからと一方的に決めた。
もっとも88歳の母に対応できるはずもない。 


従兄弟がfacebookのメッセンジャーで、斎場と通夜葬式の時間を知らせてくれた。
花、弔電、香典等送らねばならない。
従兄弟が「斎場直営の花屋がある」と教えてくれ、iPadで検索して母と我が家の2軒分、全部私が対処した。
まだ点滴がつながっており、酸素2ℓ継続中。呼吸はゼイゼイしている。
だが弔電はテンプレがあるとはいえ、文章の細かな部分の修正、花のランクを決めて通夜に間に合うように送る、施主の次女へ連絡し追悼の言葉をかける、連絡をくれた従姉妹とのやりとりなど、私の父方の親戚なので夫ではできない。
幸か不幸か、こういった作業はネットと電話で完結する。リモートワークが成り立つわけだ。


結局、体が思うように動かせないのと息苦しさ、咳で、パッパと仕事ができず、7時間ほどかかってしまった。
「重症って言われているんだけどな」
意識があって、ネットとスマホがあるがゆえ、病人でも動く。
だが一仕事終えて、ほっとした。


一夜明け。疲れたのかよく眠れた。それはいい。
母のことを考えた。既に88歳。いつ何があってもおかしくない。
今回私は危険な状態に陥った。
「私が先に逝ったら、母の葬儀はどうなる?」
「私が死んだ後に夫が死んだら、娘のみかんは葬儀の一切を執り行えるだろうか?」
みかんは独身だ。私たちが亡くなれば、生命保険が降りるが、保険証書の場所も知らなければ、どこの誰に連絡したものかわからないだろう。
私の母方の親戚はうるさい。せめて母の葬儀だけでも決めておかなくては。


その後、ありとあらゆることを考えてみるが、思いついては忘れるの繰り返し。
ふと「エンディングノート」のことが頭をよぎった。
「私もいつ何があるかわからない。現にこうして突如危険な目にあった。いざという時の
対策は必要だ」


みかんに「エンディングノートを書いて残しておこうと思うが」とLINEした。
てっきり縁起でもないとでも言われるかと思ったら、
「前からそういうものを残しておいて欲しかった」
とのこと。
次回はエンディングノートについて書こうと思う。

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